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天理教の香典や葬儀の連絡について。

2016年4月16日 by 中越

天理教の場合の香典はどうしたらいい?

天理教の葬儀についてですが天理教の場合、神葬祭の形式となります。とはいってもそんなに厳密ではありません。天理教の信者だとしても、墓地等の関係で、葬儀を他宗教の形式によって行うケースも珍しくないのです。普通はそれぞれに任せている形となってます。

天理教でも霊魂観・死後観はあるとされています。肉体は神からの借物であり、しぬことで肉体は神に返すものと考えられているのです。天理教の葬儀は、悲しんでいるうちに親神の下に魂を移動させ、魂を移動させたら、残された身体を葬る儀式となります。そうすることで、また新しい体を借りて生まれ変わることを願うという意味が込められています。

天理教による教えが奏上する詞に出ているのですが、儀礼の次第は神葬祭の次第とかなり似ているのです。しかし地方によって異なる箇所がありますから、実際に行う場合、自分の地域の天理協会に尋ねておきましょう。大体の式の流れについてですが、

その1:みたまうつし。「みたまうつし」は神葬祭の「遷霊祭」と似ています。

その2:「発葬儀」を行う。出棺の儀礼です。

その3:「葬場儀」は「葬場祭の儀」のようなものですが、つまり一般的な葬儀でいう告別式となります。

その4:「火葬」「葬後祓」出棺した後に祓師・斎員は各室を祓って清め、葬後霊祭の準備をしておきます。葬場から帰ってくる会葬者を門前で祓うのです。

その5:「葬後霊祭」は「帰家祭」とマッチしています。

神葬祭と似た式となっています。そして追悼の儀礼は「霊祭式」といい、「合祀祭」「一年祭」「五年祭」「十年祭」になります。次は天理教の葬儀で包む香典の表書きについてですが、「御玉串料」です。近頃では「御霊前」と書いても特に問題はないとされています。しかし心配な方は御玉串料で良いでしょう。香典返しの「のし」でが「偲草」と書きます。

葬儀が決まった時の連絡は?

葬儀の詳細が決まったら、すぐに連絡をします。近所の方への連絡ですが、自治会長などを通して近所の方へ連絡しましょう。香典を辞退する場合でも、自治会長に香典を辞退することを必ず伝えておきます。

それを伝えておかないと、当日に参列者の方々が香典を持って線香をあげにいくことになる為、遺族側は一人一人対応する事態になるので、迷惑をかけてしまうことになり、疲弊させてしまいます。故人の方の友人、もしくは知人への連絡ですが、遺族の方ですら知らない交友関係もありますから、その辺は故人の最も親しい人に頼んで連絡をしてもらうといいでしょう。故人の方が勤めていた仕事先への連絡は、職場の同僚・上司に葬儀の詳細を伝えておきます。もし職場からの参列者が多いのであれば、職場の人に葬儀の受付係を依頼することも可能です。

遺族の職場へ連絡する際は、上司と忌引き休暇を理解している総務課へ葬儀に関する詳しい話を伝えましょう。家族葬の場合、連絡をした時に詳しく伝えておきます。それから家族葬をしますというだけでは、よく知らない人からしたら参列していいのか、香典を包んでもいいのかわかりませんから、会葬と香典を辞退する場合、そのことをきちんと伝えて下さい。

葬儀の連絡をする時は「故人となった方の名前」「通夜を行う日にちと時間」「葬儀・告別式の日にちと時間」「喪主の名前」「斎場名(トラブル防止の為斎場名を間違えないようにしましょう)」「住所と電話番号」「斎場までのマップ」を伝えます。香典を辞退する時はこの時一緒に知らせておきます。電話が多いですが、現在は記録する手間がないということでFAXがよく利用されているようです。

葬儀が済んだ後の事務手続きについて。

葬儀が済んだら、今度は喪主がお世話になった近所の人、町内、お世話役に出向き、それぞれにきちんとお礼を言って回ります。葬儀を終えた次の日までに、遅くても初七日までに挨拶を済ませます。次に世話役代表・会計係から事務を引き継ぎます。会葬者芳名帳・供物供花の控え帳・香典帳・弔事・弔電・会計書類も貰います。それから弔電・供花供物を下さった方にはお礼状を出しましょう。

そして葬儀の連絡をしなかった人には死亡通知を送り、参列者の人から貰った香典の整理を行います。香典の整理はとても大変な作業の一つとなります。受付を担当した人が葬儀当日にチェックしているとはいえ、確認ミスなどによって香典帳と金額がずれていたり、住所の未記入があったり、字が綺麗でなく文字が読みにくいという事がある為、手間がかかる作業なのです。

葬儀が済んだ後に発生する金額の把握は必要となります。仏式のケースで言いますと「仏壇」「位牌」忌明け法要など、出費することが大いに予測できるので、「位牌」は忌明け法要までに、仏壇は出来る限り法要までに準備しておきます。忌明け法要の日にち・時間を決める時、葬儀が済んだらすぐに日にち・時間を決め、参列者を把握しましょう。案内状を出す時は会食の場所の費用も決めます。葬儀が済んだ後、故人の事務手続等もあるのですが、「死亡届」「生命保険」「年金」と色々あり、必要になる書類が多いため、計画的に行うことがポイントです。

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