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お香典.net お香典に関する正しい知識とマナー

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香典の書き方・渡し方の基礎知識。

2016年1月30日 by 中越

香典の書き方・渡し方のマナーについて。

香典にも書き方、渡し方のマナーがあるので、間違えて恥をかかない、遺族に不愉快な思いをさせないためにも基礎知識を学んでおきましょう。香典というのはいきなり必要となるもので、渡す機会がそんなにあることではないため、香典に関するマナーを一度は覚えたはずが、間が空いたことで忘れてしまうこともあるでしょう。ですから、香典の書き方・渡し方、相場までご紹介します。

香典の表書きは宗教で違う?

宗教によって、香典の表書きは違ってきます。訃報が届いたら、故人側の宗教をまずチェックし、その宗教に合った香典袋を選びます。もし宗教をチェックする事が出来なかった場合、「御霊前」が使えます。

しかし、蓮の花が描かれているものは仏教専用なので仏教しか使用できません。他には百合の花・十字架がプリントされているものはキリスト教専用でキリスト教しか使えませんから、宗教がわからない場合は無地のものにしましょう。不祝儀袋はコンビニ・文具店などに売っているので、そこで買えます。表書きは通常は薄墨で書くのがマナーとなっていますが、地域によって黒で書くところもあるので、わからない時は周囲に聞いてみるといいでしょう。

下段の名前の書き方について。

香典の表書きは、例えば御霊前だと近頃は初めから「御霊前」と印刷されているものがあるので、字に自信がない方はそちらを利用することをお勧めします。それから香典のマナーで一番迷う書き方は、下段の名前の書き方という方が多いでしょう。香典袋の下段に書くのは会葬者の氏名です。下段の中央部分に会葬者の氏名をバランスよく綺麗に記入します。

参列する本人が行く時はそれで大丈夫ですが、状況によって以下のケースがあります。

その1:出張・単身赴任など仕事の都合で主人が留守にしていて妻が代理で会葬する場合、主人の氏名の左下に添えるように小さく「内」を記入します。これは会葬者名簿に記帳する時も同様です。上司の代理の場合、内ではなく代と書き添えて下さい。

その2:夫婦揃っての場合、通常は記入するのは夫の名前だけで良いのですが、妻の親族・友人といった、故人と親交が深かった関係だった場合、連名で出しても問題ありません。

その3:職場の同僚・サークル仲間等、連名で出す場合には3名まで会社名を記入し、目上の人から順番に右から記入します。4名以上の場合、中央に代表者氏名を記入し、その左側に他5名等と記入します。職場で連名にする場合、表に「□□株式会社 ■■部一同」とこの様に書き、中袋にはそれぞれの住所と氏名、金額を記入しましょう。

金額・住所・氏名を中袋に記入する。

不祝儀袋は中に白い封筒が入っており、中包みにお金を入れ、金額・住所・氏名を記入します。金額を書くところは、表・裏どちらでも大丈夫です。市販ののし袋は既に記入欄がありますから、そこに記入しましょう。住所と氏名は遺族の方がお礼状を出したり、香典返しをする時に必要となるので、きちんと読めるように綺麗に書くのがポイントです。

香典を渡すタイミングについて。

香典を渡すタイミングですが、通夜か葬儀(告別式)の時に受付で記帳した後に差し出します。通夜・葬儀どちらにも出席するのなら、渡すタイミングはどちらでも問題ありませんが、通夜に参列した時に香典を渡し、告別式で記帳だけするという形でも大丈夫です。お悔やみの言葉を述べてから、ふくさに包んでいた香典を取り出し、御霊前にお供え下さいと言って渡します。

この時、香典を両手で持ち、渡す相手に名前が読める向きにして渡すのがポイントです。どうしても事情があって通夜・葬儀どちらも参列できない場合は弔電を打って、そしてなるべく早めに香典を現金書類で送ることがマナーとなります。香典を贈るだけでなく、お悔やみの言葉、出席出来ないお詫びの言葉を書いた手紙を白い封筒に入れて一緒に送りましょう。

香典はいくら包むべき?

誰もが悩むところであろう香典の相場。香典をいくらくらい包むか、金額は故人との親交の深さにより変わってきます。金額が少なすぎても多すぎても失礼となるので、適した金額を包みましょう。

例えば近所の方:5,000円くらい。友人・会社の同僚:5,000円くらいが基本で、そこから親しさによって金額が増えます。
親戚:10,000円~30,000円、兄弟姉妹:30,000円~50,000円が無難な金額となります。
ですが、40,000円・90,000円は不吉を連想する為、この額は避けましょう。そしてマナーとして新札を使わないようにしているので、新札を使わないようにして下さい。
今の時代ではそこまで気にしない方もいるでしょうが、遺族の方に年配の方もいると思うので、気に障るかもしれない為新札は避けるのがいいでしょう。しかし新しいお札しかなかった場合、軽く折り目をつけて入れれば大丈夫です。

Filed Under: お香典のあれこれ

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